『阿部一族』
ABE ICHIZOKU
― 忠義か、武士道の美学か・・・ 細川藩の殉死を巡る壮絶な闘いとその最期 ―

『阿部一族』

監 督:深作欣二

脚 本:古田求

出 演:山崎努、佐藤浩市、真田広之、蟹江敬三

音 楽:長生淳


制作国:日本

放送年:1995

時 間:94min

提 供:松竹株式会社

あらすじ

寛永18年春。肥後の藩主、細川忠利が病死した。病の床で忠利は家臣に殉死を禁じたが、寵臣たちが次々と追い腹を斬る事態になり、息子の新藩主、光尚は殉死差止めの令を出した。忠利の遺言を守って追い腹の列に与さなかった阿部弥一右衛門(山崎)だが、臆病者扱いの誹謗中傷が高まるや、一族の名誉のため殉死を決意。光尚は、令に背いたとして立腹し、阿部の知行を息子5人に分割する。納得のいかない長男の権兵衛(蟹江)は、忠利の一周忌にもとどりを斬って抗議の末、打ち首にされる。次男、弥五兵衛(佐藤)以下阿部一族は、兄の首を奪還、屋敷に立て籠もって一族の名誉を守ろうとするが・・・。

みどころ

江戸時代初期、細川藩で実際に起きた悲劇。様々な人間模様と、武士の心の機微を壮絶に描いた。森鴎外の歴史小説を、深作欣二監督がメガホンを取り、時代劇エンタテイメントに仕上げている。藩主の死に、忠義を尽くそうと苦悩する家臣の悲劇を、山崎努、蟹江敬三、佐藤浩市らが熱演。その他、仲谷昇、真田広之、石橋蓮司などのベテラン勢が脇を固め、豪華キャストで描いた傑作。