『新・必殺仕置人』
第1話 問答無用
SHIN・HISSATSU SHIOKININ
― 主水と念仏の鉄の再会から物語は始まる— 最高傑作との呼び声も高い必殺シリーズ第10弾 ―

『新・必殺仕置人』

監 督:工藤栄一

脚 本:野上龍雄

出 演:藤田まこと、山崎努、中村嘉葎雄、中尾ミエ

音 楽:平尾昌晃


制作国:日本

放送年:1977

時 間:45min

提 供:松竹株式会社

あらすじ

江戸期も爛熟した文化文政時代に、この世の悪と戦う闇の殺し屋“仕置人”。殺し屋の世界も組織化が進み、いまや江戸中の殺し屋グループは縄張り争いを避けるため、殺しの仕事は組合のセリ市にかけられることになっている。セリに参加した念仏の鉄(山崎)は、仕置きの標的として同心の中村主水(藤田)の名が詠み上げられて驚く。組織の裏切りを承知でかつての仲間であった主水に危機を伝える。主水は命を狙われるおぼえはないと首をかしげ、懸命に頼み人の名を探る。やがて殺し屋の手が主水に迫り、また主水が斬った盗賊の女房も襲ってきた。一度は裏稼業から足を洗った主水だったが、闇の仕事に手を染めたものに幸せなどつかめないことを知り、再び仕置人の世界へ戻っていくのだった。

みどころ

「必殺仕置人」の続編となる「必殺シリーズ」第10弾。エース・中村主水の藤田まことと、“必殺骨はずし”で人気を博した念仏の鉄を演じる山崎努コンビが満を持しての復活。仕置メンバーは、あらたに中村嘉葎雄、火野正平、中尾ミエの5人の芸達者な顔ぶれがそろった。また殺し屋組織の総元締めとして元阪神タイガースで日本プロ野球往年のスター藤村富美男がレギュラー陣に加わり、ときにバット型の棍棒を振り回すキャラクターで異彩を放っている。ハードボイルドが売りの「必殺シリーズ」でも、よりいっそう闇の色を深めた本作は必見。