『グランド・マスター』
THE GRANDMASTER
ウォン・カーウァイが凄絶な映像美で描いた ブルース・リーの師匠イップ・マンの頂上決戦

『グランド・マスター』

監 督:ウォン・カーウァイ

出 演:トニー・レオン、チャン・ツィイー、チャン・チェン


制作国:香港、中国

制作年:2013

時 間:123min

言 語:北京語・広東語

字 幕:日本語

配給:ギャガ

あらすじ

戦争の足音が、刻一刻と迫る1930年台の中国。北の八卦掌(はっけしょう)のグランド・マスターであるゴン・パオセンは引退を決意し、その地位と生涯をかけた南北統一の使命を譲る後継者を探していた。候補は一番弟子のマーサンと南の詠春拳(えいしゅんけん)の宗師・葉問(イップマン)。パオセンの娘で、奥義六十四手をただ一人受け継ぐゴン・ルオメイも、女としての幸せを願う父の反対を押し切り自ら名乗りを上げる。だが、野望に目の眩んだマーサンがパオセンを殺害。ルオメイはイップマンへの想いも、父の望みも捨て、仇討ちを誓う。ここに後継者争いと復讐劇が絡み合う、壮絶な闘いの幕が切って落とされた。

みどころ

ブルース・リーの師である葉問(イップ・マン)の実話をもとに、カンフーの技と思想に真正面から迫る壮大な物語のために、4年間に及ぶトレニーニングに身も心も捧げたのは、今やアジアから世界のトップスターに昇りつめた、トニー・レオンとチャン・ツィイー。20世紀初頭の中国を舞台に、実際に各派の宗師たちから学んだリアルな拳法と『マトリックス』シリーズのアクション監督ユエン・ウーピンが生み出す流麗なアクション、その技を極めた宗師たちの奥深い歴史と精神面にまで踏み込んだまったく新しい次元のアクションシーンが、ウォン・カーウァイ監督にしか撮れない妖艶なまでに美しい映像のなかで展開するエンターテイメント大作。

■アジア・シネラマ―アジア・フィルム・アワード・アカデミー フィルムロードショー
本プログラムは、アジア全域版アカデミー賞新組織として2014年に設立されたアジア・フィルム・アワード・アカデミー(AFAA)による、アジア映画の世界への発信を目的とした各国の映画祭との連携上映事業の一つです。過去にアジア・フィルム・アワードでノミネート/受賞された5作品を、多彩なゲストを招いたトークと共に上映します。
主催:アジア・フィルム・アワード・アカデミー、京都ヒストリカ国際映画祭実行委員会、第29回東京国際映画祭実行委員会
補助:Create Hong Kong、Hong Kong Film Development Fund of the Hong Kong SAR Government

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監督:ウォン・カーウァイ

上海生まれ、5歳の時に香港に移住。香港ノワールというジャンル映画に新鮮な映像美学を開花させた監督デビュー作『いますぐ抱きしめたい』(88)は、カンヌ映画祭の批評家週間でも上映。『欲望の翼』(90)では60年代の香港を詩情豊かに描き、香港電影金像奬でグランプリ・監督賞を含む5部門を受賞、国際的な評価を得た。フェイ・ウォン、トニー・レオン主演の『恋する惑星』(94)は日本でも大ヒット。姉妹篇『天使の涙』(95)では金城武をスターダムに押し上げた。香港返還前最後の作品『ブエノスアイレス』(97)ではカンヌ映画祭監督賞を受賞。名実ともに巨匠の領域に。『花様年華』(00)、『2046』(04)、初の英語作品『マイ・ブルーベリー・ナイツ』(07)など日本で最も人気の高い香港監督の一人である。

予告編