R-18
『ニンジャ・アサシン』
NINJA ASSASSIN
自身を殺し屋に育てた組織への男の復讐 『マトリックス』製作布陣の肉弾アクション

『ニンジャ・アサシン』

監 督:ジェームズ・マクティーグ

出 演:Rain、ナオミ・ハリス、ショー・コスギ


制作国:アメリカ、ドイツ

放送年:2009

時 間:99min

言 語:英語

字 幕:日本語

配給:ワーナー・ブラザース映画

あらすじ

世界屈指の暗殺者のひとり、雷蔵。彼は、伝説的秘密組織“小角の一族”に幼いころ拾われ、最強の殺し屋に鍛え上げられた。だが、一族に友を情け容赦なく処刑されたことに衝撃を受けて組織を脱走。そして彼は今、じっと息をひそめ、復讐のチャンスを待っている。またベルリンにある欧州警察組織ユーロポールの科学捜査官ミカ・コレッティは偶然、莫大な額の金の動きを発見する。それは一連の政治家暗殺と、極東からと思われる正体不明の暗殺者の闇ネットワークを結びつけるものだった。小角の一族は彼女を永遠に葬り去るために恐るべき腕をもつ武率いる暗殺者の一団を送り込む。雷蔵がミカを救い、ヨーロッパ各地を舞台に決死のチェイスが始まる。

みどころ

VFX技術の劇的な進化で忍者表現は様変わりした。時間軸も重力も自在に描けるようになり、忍者は超人化していく。VFXアクション映画の到達点に『マトリックス』があるが、その監督・ウォシャウスキー兄弟が『スピードレーサー』を撮影中にベルリンで並行して作られたのが本作だ。韓国人俳優Rainが主人公・雷蔵を演じたり、幾らか違和感もあるものの、殺戮技術者としての忍者の存在感は圧倒的だ。冒頭、姿を見せない雷蔵が幾つもの首を飛ばしていくのは、ドロンと消えた松之助の21世紀テクノロジーによるリバイバルだ。1981年『燃えよニンジャ』のショー・コスギから始まるニンジャの国際化の結実ともいえる。