日本初上映
『秘密が見える目の少女』
THE SHAMER’S DAUGHTER
心の奥にある恥、罪悪感、劣等感が見える少女 各国映画祭で上映された北欧の秀作ファンタジー

『秘密が見える目の少女』

監 督:ケネス・カインツ

出 演:マリア・ボネヴィー、ヤーコブ・オフテブロ、 ソーレン・マリン、ペーター・プラウボー


制作国:デンマーク、ノルウェー、チェコ

制作年:2015

時 間:96min

言 語:デンマーク語

字 幕:英語・日本語

映画祭 ディストリビューション:Danish Film Institute

あらすじ

少女・ディナは、母親から受け継いだ“恥あかし”と呼ばれる、相手の目を見ると、その者が秘密にしておきたい“恥”とされる過去の行為を見ることができる不思議な能力を持っていた。ディナは村人からも敬遠される、この力を嫌っていた。ある日、ドゥンアークの領主らの殺人事件が起こり、ディナと母親が事件解決のために呼ばれる。しかし、それは領主の後継者・ニコを陥れる恐ろしい陰謀だった。真実を探るため、ディナは今まで疎ましく思っていた自分の“力”を使うことを決心する。

みどころ

プチョン、ブリュッセル、モントリオールなど世界各国の映画祭で上映されている本作。原作の『秘密が見える目の少女』(リーネ・コーバベル著)は日本でも出版されている児童文学だが、ケネス・カインツ監督によって、国境を越えて大人が楽しめる作品となっている。少女が心の奥の“恥”を見たとき、その者は自分の罪の深さも知らしめられる。罪悪感・劣等感といったダークサイドをめぐるものでありながらそこに人として真実の姿があり、10歳の少女の使命をもったまなざしは見るものの心を捉えて離さない。脚本は、デンマークを代表する世界的女性監督スサンネ・ビアと多数コンビを組み、第83回アカデミー外国語映画賞に輝いた『未来を生きる君たちへ』も手がけているアナス・トマス・イェンセン。

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監督:ケネス・カインツ

1970年生まれ。デンマークを拠点に活動しており、精神障害を患い、モノクロの古いメロドラマが現実との架け橋になっている青年の話を描いた長編作品『Pure Hearts(日本未公開)』(06)はアムステルダム・ミュンヘン・台北・ワルシャワなど世界各国の映画祭で上映され、高い評価を受けた。今回の『秘密が見える目の少女』では“デンマークのアカデミー賞”と呼ばれる2016年ロバートで、11部門にノミネート。児童映画/青少年映画賞、作曲賞、脚色賞、視覚効果賞、衣裳賞の5部門で最優秀賞を受賞。今後のさらなる活躍が期待されるケネス・カインツ監督の日本初公開となる。

予告編