『るろうに剣心 京都大火編』
RUROUNI KENSHIN : KYOTO INFERNO
― 『るろうに剣心』シリーズ一挙上映!! ―

るろうに剣心 京都大火編

監 督:大友啓史

出 演:佐藤健、武井咲、伊勢谷友介、江口洋介、藤原竜也


制作国:日本

制作年:2014年

時 間:139min

言 語:日本語

字 幕:英語

配 給:ワーナー・ブラザース映画

あらすじ

激動の幕末を刀1本で生き抜いた伝説の人斬り「緋村剣心」。かつては「人斬り抜刀斎」として恐れられていた彼だったが、新時代の訪れとともに、穏やかな生活を送っていた。ある日、内務卿大久保利通から呼び出される。剣心の後継者として「影の人斬り役」を引き継いだ男、「志々雄真実」が京都で暗躍しているというのだ。剣の腕も頭の回転の早さも剣心とほぼ互角。しかし刀を置いた剣心に対し、志々雄は野心を捨てることはなかった。知りすぎた情報を利用される事を恐れた政府は、志々雄の身体に火をつけた。しかし、志々雄は一命を取り留め、全身包帯の姿で戻り、明治政府へ復讐を仕掛けてきたのだったー。

みどころ

アクションは勿論だが、“るろ剣”の魅力はもっと底深い。幕末から明治への転換期におこらざるを得なかった怨恨の炎がキャラクターとなってこのサーガを重層にしている。最大の敵・志々雄真実は剣心のコピーとしての殺人者。表情で演ずることを禁じられた制約のなか、藤原竜也でしか出来ない表現力で明治に適合できない苛立ちをギラギラと描いている。幕府お庭番たちの明治に対するスタンスも様々で、新時代に適合させようと苦心するリーダー葵屋の翁に対し、蒼紫は最強の男にこだわり続ける。子母澤寛や浅田次郎が描いた武芸者たちの明治の心象を土台に、キャラの背景に歴史が隅々まで描かれていることで、拡がった物語の大風呂敷は立体に立ち上がる。